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◆第11回は施設・管理部門の業務(P288~P312)を解説します。
(1)試験問題数及び認定に必要な正答数
B1レベル | 合計10問 | 6問(60%)以上の正答で認定。但し全体で65%以上 |
(2)重要な学習ポイント
① 組織と主たる使命(責務)を知る。
② 保全業務、リスク管理、安全管理等を知る。
③ 関係法令及び主な資格を知る。
(3)出題傾向が高い用語
用語 ファシリティ・マネジメント、コンプライアンス、ボイラー、給湯、空調、給水、
受変電設備、発電機、ISO,IP電話、食品リサイクル法、コンポスト、
LED照明、 イニュシャル・コスト、ランニング・コスト
リスクマネジメント、セキュリティ、防災センター、食品衛生、グリストラップ
法律 ビル衛生管理法、省エネ法、電気事業法、建築基準法、消防法、大気汚染防止法
ハートビル法→バリアフリー法へ
資格 建築物環境衛生管理技術者、ボイラー技士、危険物取扱者、
消防設備関連資格、電気関連資格
(4)チャレンジ問題
001:長期的視野が必要な考え方で、建物や施設・設備などの不動産を経営にとって最適な
状態で保有・維持・運営する経営手法は、次のうちのどれですか。
①アセット・マネジメント ②ファシリティ・マネジメント
③ビル・メンテナンス ④フィージビリティ・スタディ
002:CO2などの温室効果ガスの排出量を規制する法律は、次のうちのどれですか。
①電気事業法 ②省エネ法 ③消防法 ④下水道法
003:365日、24時間営業のホテルでも全館停電させて定期点検を行うことが義務付けられ
ていますが、この業務の根拠となっている法律は、次のうちのどれですか。
①建築基準法 ②電気事業法 ③大気汚染防止法 ④ビル衛生管理法
004:ボイラーや焼却炉から出る排出物などを規制する法律は、次のうちのどれですか。
①ビル衛生管理法 ②大気汚染防止法 ③消防法 ④省エネ法
005:環境への取り組みとして生ゴミをコンポスト化(堆肥)する例が紹介されますが、そ
の指導的役割の法律は、次のうちのどれですか。
①食品衛生法 ②食品リサイクル法 ③下水道法 ④JAS法
006:貯水槽の点検や水質検査を義務付けている法律は、次のうちのどれですか。
①建築基準法 ②ビル衛生管理法 ③労働安全衛生法 ④下水道法
007:インターネットにコードレスで接続可能な環境を指す用語は、次のうちのどれですか。
①ステーション ②無線LANサービス ③アクセス ④プロバイダー
008:ディスプレイ装置に映像や情報を表示する広告(電子看板)などを指す用語は、次の
うちのどれですか。
①POP ②デジタル・サイネージ ③ポスター ④ネオンサイン
009:従来の客室電話と異なりブロードバンド機能を有する電話器のため、各種案内やメッ
セージ、ネット上で得られる情報提供などができるものは、次のうちのどれですか。
①PHS ②IP電話 ③PBX ④FAX
010:ホテルの厨房などで大量に排出される生ゴミを資源として再利用するものは、次のう
ちのどれですか。
①ガーベッジ ②コンポスト ③ディスポーザー ④スクラップ
011:イニシャルコストとは、次のうちのどれですか。
①利用状況に応じてかかる費用 ②初期費用や導入費用
③購入時の頭金に相当する費用 ④運用も含めたトータル費用
012:一般的なホテルの営繕処理で依頼件数が最も多い部署は、次のうちのどれですか。
①厨房 ②客室 ③宴会 ④レストラン
013:消防法により一定規模以上の事業所に設置が義務付けられているもので、事業所の職
員が隊員となり組織化されたものは、次のうちのどれですか。
①防火管理組合 ②自衛消防隊 ③自衛防災隊 ④自警団
014:火事や救急時の消防署への緊急用電話番号は、次のうちのどれですか。
①110番 ②119番 ③117番 ④177番
015:防災設備で、赤ランプの下に初期消火用のホースが収納されている設備は、次のうち
のどれですか。
①消火器 ②屋内消火栓 ③スプリンクラー ④ホーチキ
016:延焼防止やもらい火事防止などの目的で設置される防災設備で、防火区画を作るため
多くは天井などから降りてくる仕様のものは、次のうちのどれですか。
①消火栓 ②防火シャッター ②防火扉 ③ハロゲン
017:下水道に直接油が流出することや害虫の侵入を防ぐ目的で設置される設備は、次のう
ちのどれですか。
①グリヤード ②グリストラップ ③ストアレージ ④ロボクープ
018:通称で「ビル管理」とも言われているもので、3,000㎡以上の特定建築物において選
任の義務があるものは、次のうちのどれですか。
①危険物取扱者 ②建築物環境衛生管理技術者 ③消防設備士 ④防火管理者
正解は,すべて(②) 以上