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◆第4章宴会部門の業務(P168~P198)を解説します。
(1)第4章の試験問題数及び認定に必要な正答数 (各章20問×10章=200問)
Mレベル | 20問 | 60%以上で2級、80%以上で1級。但し全体で65%以上 |
(2)重要な学習ポイント
① 宴会部門の管理項目と業務内容の理解。
② 役職者の主な業務理解。
③ 管理者のより具体的な管理業務の理解。
(3)チャレンジ問題
問題01:宴会場を効率よく販売する目的のため、予約が必要な商品特性を活かした販売管理をする考え方とは、次のうちのどれですか。
①ファシリティ・マネジメント ●イールド・マネジメント
③レイバー・コントロール ④ブッキング・エージェント
問題02:都市型ホテルの一般的な宴会営業動向を表した説明は、次のうちのどれですか。
①予約は常に1ヶ月前に入るので、月予算未達の場合は挽回が不可能である。
②月による変動が少なく一定数の宴席が常にあるので、収入予測が立てやすい。
③宴会売上に占める朝食売上は、50%を超えており特に重要な商品である。
●時間帯、曜日、季節での需要変動があり、景気の影響も比較的受けやすい。
問題03:宴会場毎の販売実績から平均の客数・売上・利益などを算出し、月別、曜日別、時間帯別などの基準をそれぞれの宴会場に設定する主目的は、次のうちのどれですか。
①効率の悪い宴会場をあぶり出し、リニューアルの判断材料とする。
②宴会営業担当者が受け持つ宴会場が平均化するための基礎データとする。
③会場毎の原価傾向を掴み、利益効率の良い宴会場を中心に販売する。
●仮予約や見積作成時の販売基準とし、販売計画作成時の基本データでもある。
問題04:繁忙期や閑散期などがある宴会部門で、月別の予算を立てる際に必ず必要な情報は、次のうちのどれですか。
●月別売上実績表 ②月別原価率表 ③月別労働時間数表 ④月別コンベンション数
問題05:宴会営業体制として、地域割(テリトリー制)や業種別担当制を敷くことがありますが、その説明に該当するものは、次のうちのどれですか。
①重点的に訪問できる地域割は法人宴会獲得の効率が業種別より格段に高い。
●移動効率の違いと業界情報の精通度の違いがあり、どちらが有利とは一概に言えない。
③業種が同じ業種別担当は課題が共通していることが多く営業効率が飛躍的に高い。
④業種別は婚礼宴会を獲得するのに効果が高く法人宴会獲得には効果が低い。
問題06:年間件数は減少傾向で特定曜日に集中する傾向がある宴会ですが、飲食以外の収入も多く見込めるなど、未だ日本の宴会売上の柱の一つである商品とは、次のうちのどれですか。
①謝恩会 ●婚礼 ③晩餐会 ④国際会議
問題07:宴会部門長の管理業務で、商品特性からくる労務管理を重視する理由とは、次のうちのどれですか。
①外国語の重要度が高く語学力が必要 ②高度なサービス技術が全員に必要
●稼働変動が大きく高い労働効率が重要 ④深夜勤務が多く労働条件が過酷
問題08:幾つかある部署長の中で、宴会サービス課長の主たる業務は、次のうちのどれですか。
●要員配置、会場運営、スタッフ教育、苦情処理などの責任者。
②メニュー決定、会場手配、関連セクションへの手配などの責任者。
③見積書の発行、主催者との折衝、請求業務などの責任者。
④スペースコントロール、価格決定、売上予算などの責任者。
問題09:管理者の新人営業マンに対する指導で不適切と思える内容は、次のうちのどれですか。
①様々な情報から販促活動が必要と思われる企業名などを挙げ担当者に確認する。
②セールスコールの活動報告を必ず提出させ、実態の把握と担当者への助言を行う。
③販促計画を事前に提出させ、活動の不備や不足がある場合は助言を行い改善する。
●売上目標額は設定するものの当面は自由裁量に任せ、活動報告を求めることはしない。
問題10:予約から開催までリードタイムがある宴会は宴会場の効率管理が重要とされますが、当該日の予約台帳の記載内容として通常は必要としないものは、次のうちのどれですか。
①会場を必要とする開始時間から終了時間 ●宴会出席者の宗教や国籍情報
③決定か仮予約(抑える期限)の記載 ④宴席名、コントローラー名と営業担当者名
問題11:社内ネットワークによりリアルタイムで情報伝達が可能となりしたが、一般宴会の手配業務で宴会請書の関係部署への最終手配時期とされるのは、次のうちのどれですか。
●1週間から10日前まで ②3週間前まで ③2ヶ月前まで ④3ヶ月以上前
問題12:日本国内の宴席での国旗掲揚で間違っているのは、次のうちのどれですか。
①日本と外国の2か国の場合、招待された国の国旗を上位とする。
●弔意を表す国旗掲揚は、国旗を広げず閉じた状態で掲揚する。
③3か国の場合、日本を真ん中にアルファベット順で左右に並べる。
④4か国以上の場合、左からアルファベット順とし、自国旗は右端に掲げる。
以上