14年度第2回試験ベーシック1級を受験する方への支援です |
◆ベーシック1級の試験で、比較的正答率が低いとされる章が、第5章(調理部門)と第
10章(経理・会計部門)です。特に第7章以降は10問ずつの出題ため、それぞれの章で6問
以上できないと総点で上回っても不認定になります。以下にチェックすべき内容を支援と
して掲載します。
第5章 調理部門
(1)組織と役割
P197の調理部門で働く人達は必ず読く読むようにしてください。
グラン・シェフ、スー・シェフなどの役職、変わった名称のガルドマンジェ係は出
題傾向が高い用語です。
(2)料理用語
ガルニチュール、テリーヌ、フォン、ブイヨン、コンソメ、ルー、ブラウンソース
(例:デミグラス)、ホワイトソース(例:ベシャメル)、調理方法のアッシェ、ポワ
レ、ブレゼ、ソテ、ポシェ、ロティールなど、食材のグローサリー、バルサミコ酢、
コキヤージュ、ジビエと言った名称など、カタカナで記載したものが何か分かるよう
にしてください。
(3)調理設備
コンベクションオーブン、フードプロセッサー、グリドル、サラマンダーと言った
主な設備はテキストの絵と共に覚えてください。
第10章 経理・会計部門
(1)会計の業務と役割
収納課、経理課、クレジット課の業務内容は分かりますか。ナイトオーディターが
何をする係かご存知ですか?
(2)管理会計と財務会計
貸借対照表(BS)損益計算書(PL)キャッシュフロー計算書などの財務諸表を
作成する財務会計と、部門売上などを管理する管理会計と2つに大別されます。
それぞれの用語と内容は理解してください。
(3)用語の理解
出題傾向の高い用語として、減価償却費、客室稼働率、客席回転率、固定資産、流
動資産、繰延資産などが挙げられます。また、税金(消費税、法人税などと特別税と
しての宿泊税=東京都のみで課税されています)も知っておきましょう。
第10章は、10問しか無いので取りこぼしはできません。しっかりと覚えましょう。
以上