日本旅館国際女将会、香港大学100周年記念イベントに参加
日本旅館国際女将会(会長 須賀紀子)は、さる4月22日(日)、香港大学の大学設置100周年記念祭に参加し、振袖の着付けなど日本文化のPRに一役買いました。
写真:中野香港大学副文学院長、 日本旅館国際女将6名、他
(香港大学Arts Farewell to the Main Buildingより)
この度は、同大学の文学部(中国語では文学院)の中野嘉子副文学院長の要請により実現したものです。講堂や文学部などがある同大学のシンボル的存在のメインビルが、建設から100年を経て、文学部の発展とともに収容しきれなくなり、新築のビルへの引っ越しを機にお別れと感謝の意を込めた一大イベントを開催したものです。
「着物ワークショップ(Take a Photo in a Kimono)」には、在校生、卒業生など約500人が来場し女将さんが持参した着物を40名ほどの女性に着付けをしました。振り袖に初めて袖を通し、日本文化の体験に笑顔が溢れていました。
学生たちに直接日本文化に触れてもらおうと、香港大学外国語学部日本研究学科が06年から毎年4月を「Japan Month」として日本に関連する様々な催し行っているもので、今回はその一環として開催されました。日本旅館国際女将会は初回から協力し、今回で6回目の実施となりました。
写真:香港大学Arts Farewell to the Main Buildingより
日本旅館国際女将会参加者(6名):
須賀紀子(北海道・滝の家)、小渕祥子(和歌山・冨士屋)吉田房子(静岡・伊古奈)、榎本眞規子(神奈川・三河屋旅館)、松本富子(兵庫・紅葉館別邸あざれ)、太田清子(神奈川・箱根吟遊)
香港大学:
1911年設置。英語で授業を行う香港最古の公立の総合大学。アジアでのトップの大学の一つ。世界的にも東京大学以上の高い評価(2010年度クアクアレリ・シモンズ世界大学ランキングでは、香港大学23位、東京大学24位。アジアでは、香港大学1位、東京大学5位)を受けています。2008年度の在校生数21,652人、教職員数6,539人。(出展:ウィキペディア)
中野嘉子香港大学副文学院長:
日本研究学科所属。今回100周年イベントの総監督。
2012年4月11日読売新聞 国際版 掲載のエッセイはこちら
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