14年度第2回試験を受験する方への最終支援です |
◆15年3月14日(土)の第2回検定試験日まで、余すところ3週間です。
今まで学習してきた内容がしっかりと身についていることを期待して、
今一度のサポート情報です。
今回は、B1級に必要な第6章以降の情報をまとめてみました。
(1)第6章 マーケティング (15問)
フィリップコトラー氏の名称、マーケティングの3大要素(マーケ
ティング・リサーチと分析=数種類の調査手法、マーケット・ポジ
ションニング=4つのカテゴリー、マーケティング・ミックス=4つのP)、
マーチャンダイジング=プロダクト、プライス、プロモーション(パブリシ
ティ、プレスリリース、広告宣伝、セールス)、販売管理、顧客管理、
ブランド戦略、ネットマーケティング、レベニュー・マネジメント等
マーケティングの用語(戦略、戦術を進める上で最低限の用語、分析ツール)
は、用語の意味が分かる程度の習得が必要。15問と少ないため、ケアレス
ミスを無くす必要がある。
(2)第7章 総務・人事 (10問)
総務の業務(オフィス管理、文書管理、行事管理、窓口業務、慶弔管理、
社用車管理、社葬管理、鍵の管理、公印管理、名刺等の管理、定期刊行物の管理
契約管理、株主業務、国際契約、、役員対応業務、警備・保安、リスク管理
等の業務概要の理解。
人事の業務(要員管理、雇用管理、労務管理、人事考課と昇級昇格=組織、
社会保険、公的年金、雇用保険、労災保険、介護保険、福利厚生、勤怠管理、
教育研修)の概要理解。
担当者として、最低限知って置くべき知識が問われるが、これは当然社会人(
ホテリエでなくても労働者として知っていること)としても知っている内容
として出題される。より具体的な業務内容より、用語や業務概要理解が問われる
出題内容。
(3)第8章 施設管理 (10問)
施設管理設備の名称と概要理解、省エネへの取り組み、ISO、IT化、廃棄
物管理、保守・保安・安全への業務、消防・防災業務、施設部門と必要法令など。
営業部門を担当する人にとって、目新しい用語や法律名が出てくるが、空調、音量
証明など、より良い環境を提供するための必要な設備の名称と内容、その運営
を許可・管理する法律名及び資格など、他部門にいる人で知って置くべき内容が
出題される。一般社会人としての常識的な内容も出題される。
(4)第9章 仕入購買 (10問)
仕入購買担当者に必要な基本的な知識の習得(業者リスト、市場価格、発注、仕入
れ、検収・検品、在庫、出庫、インベントリー、基本の商品知識=特に食材)食品
衛生知識などの習得。ゴジック体の用語はしっかりと覚えること、食品(衛生管理
を含む)の知識は、調理や料飲部門にも関係する内容なので覚えること。
(5)第10章 経理会計 (10問)
会計部門の組織(部署名)と業務内容、財務会計と管理会計の違い、ホテル会計の
特徴、部門収益の捉え方、減価償却費、フロント会計、レストラン会計、宴会会計、
ユニフォームシステム(USALI)財務会計(貸借対照表、損益計算書、キャッ
シュフロー計算書)、収益性指標、安全性指標、成長性指標、生産性指標、都税
(宿泊税)など
売掛、収納など、担当業務はしっかり理解、部門損益の粗利益、減価償却費と言っ
た用語、貸借対照表(BS 何が対照)、損益計算書(PL)、指標がどれを見る
のに適しているかなど、会計の基本原則の把握は絶対に必要。会計用語を簡単に説明
できるだけの知識が問われることが多い。
以上
◆おわりに
404ページにわたりホテル業務を10の章に分け掲載している基礎編テキストは、ベーシック
レベルの試験を受けるのに必要な情報をあまねく掲載しているのみならず、業務を通じて得
た知識を体系的に整理したり、確認したりするのに役立つよう配慮されています。
受験をし結果が出たからそれで終了ではなく、業務知識のどの点が不足しており、どの点は
強いのか、間違った設問に対する自分の知識はどうであったか 等、是非、継続した学習を
展開するための機会にしていただきたく考えます。本サポートを、点数を取るためのテクニ
ックとして活用していただけることは、担当者として嬉しい限りですが、最終的に知識が身
に付き、そこから新たなる知恵が生まれることが私の望みでもありますので、どしどし知識
を広げていただきますようお願い申し上げます。半年間の購読、ありがとうございました。
担当:山田