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◆第8回は第9章仕入・購買部門の業務(P336~P357)と第10章経理・会計部門の業務
(P360~P403)を解説します。
(1)第9章~第10章の試験問題数及び認定に必要な正答数 (各章20問×10章=200問)
Mレベル | 各章 20問 | 60%以上で2級、80%以上で1級。但し全体で65%以上 |
(2)重要な学習ポイント
① 部門の管理項目と業務内容の理解。
② 役職者の主な業務理解。
③ 管理者のより具体的な管理業務の理解。
(3)出題傾向が高い用語
◆第9章
用語 リード・タイム、FBC、原価管理、食品衛生、消費期限と賞味期限
パー・ストック、スロームービング・アイテム、ターン・オーバー、見積書、
マーケット・リスト、トレーサビリティ、プライベート・ブランド(PB)
パーチェシング、イシューイング、レシービング
◆第10章
用語 グローバル・スタンダード、内部監査、キャッシュ・フロー
財務会計、管理会計、ユニフォーム・システム 部門売上
イントラネット、POS、宿泊勘定、売掛金、客室稼働率
ナイト・オーディター、FBコントローラー、
固定費、変動費、減価償却費、運営委託費、
財務諸表(各項目)貸借対照表、損益計算書、株主資本計画書
経営分析(収益性、生産性、安全性、成長性、活動性)
GOP
粗利益、純利益、経常利益、限界利益
(4)チャレンジ問題
◆第9章
001:仕入購買の業務を表す、標準に適合した「品質」の商品を「適正な価格」でタイムリ
ーに「供給」する活動の3文字の頭文字とは、次のうちのどれですか。
①QED ②QCD ③GDP ④GRO
002:仕入購買で使われる言葉で、商品の発注から納品までにかかる期間を表す用語は、次
のうちのどれですか。
①Golden time ②Lead time ③Core time ④Talk time
003:購入要求の管理業務で、必要部署のリクェストに対し確認すべき管理項目に通常該当
しないものは、次のうちのどれですか。
①標準品の確認 ②発注部署の前月売上高の確認
③使用目的と数量の妥当性の確認 ④必要とする日、納期の確認
004:在庫管理の業務で、在庫品の陳腐化やダメッジを防ぐ観点から在庫時期の古いものか
ら順次出庫して使用するとの考え方は、次のうちのどれですか。
①ラスト・イン、ファースト・アウト ②ファースト・イン、ファースト・アウト
③ファースト・カム、ファース・ゴー ④ラスト・イン、ファースト・ゴー
005:在庫管理の業務で、資金の効率的な運用や在庫スペースの有効利用を図る観点から、
在庫品の回転状況が重要ですが、それと関係の深い用語は、次のうちのどれですか。
①イシューイング・レシオ ②ターン・オーバー
③オーバー・イージー ④パーチェシング・レシオ
006:インベントリーの業務で、数字の記載ミスをした場合の訂正方法として一般的に正し
い訂正方法とされるのは、次のうちのどれですか。
①間違い箇所を消せるよう鉛筆で記載し、間違いは消しゴムで消し書き直す。
②ボールペンを使い間違いを二重線で消し、正しいものを書き直し訂正署名する。
③間違い箇所を黒く塗りつぶし、正しいものを書き加える。
④間違い伝票は一旦破棄し、新しい伝票を作成しなおし使用する。
007:仕入・購買担当者の管理業務で、生鮮食料品などを直接検品することから、特に健康
面で注意すべき内容に該当するのは、次のうちのどれですか。
①適正価格取引 ②衛生管理 ③不正の防止 ④業務改善
008:この期限には食品と工業製品の2種類があるが、一般的には製造から5日以内に品質
面で著しく低下する食品等に対し表示されるものは、次のうちのどれですか。
①賞味期限 ②消費期限 ③味覚期限 ④生鮮期限
009:食の安全確保の観点から、牛肉や米・米加工品は既に義務化されたもので、生産から
消費までの流通経路を追跡できるものは、次のうちのどれですか。
①原産国表示 ②トレーサビリティ
③アペレシオン・コントローレ ④オリジン表示
010:食品の中に潜む危害要因を科学的に分析し、それを除外する工程を常時管理し記録す
るもので、食の安全を管理する手法は、次のうちのどれですか。
①トレーサビリティ ②ハセップ ③オーガニック ④ポジティブリスト
◆第10章
001:業務の効率性を高め、法令順守や資産の保全などを図る目的で、社内ルールや適切な
会計システムなどを構築する活動に該当するのは、次のうちのどれですか。
①内部留保 ②内部統制 ③社内保全 ④内部監査
002:営業活動、財務活動、投資活動、それぞれでのお金の流出入を表すもので、資金繰り
などの判断にも用いられるものは、次のうちのどれですか。
①短期負債 ②キャッシュ・フロー ③トランザクション ④損益計算書
003:売上管理で、ホテル・クーポン券やクレジットカードでの支払い、後日請求など、後
で現金化すべきものの管理に該当するものは、次のうちのどれですか。
①未払金 ②売掛金 ③買掛金 ④貸付金
004:以下の選択肢にある経理会計部門の部署で、主に売掛に関する業務を担当するのは、
次のうちのどれですか。
①収納課 ②クレジット課 ③経理課 ④FBC課
005:部門別の損益計算書で、一般的に経費に占める原材料費の割合が高く社員食堂への振
替などの経費勘定に特徴のある部門は、次のうちのどれですか。
①宿泊部門 ②料理部門 ③飲料部門 ④マーケティング部門
006:部門別の利益管理で、業務内容から営業収入が無く経費計上だけの部門(間接部門)
には含まれないのは、次のうちのどれですか。
①マーケティング部門 ②電話部門 ③修繕維持部門 ④一般管理部門
007:一般的には定額法や定率法によって計算されるが、固定資産の取得に要した支出を耐
用年数などに応じて費用配分するものは、次のうちのどれですか。
①変動費 ②減価償却費 ③キャッシュ・フロー ④原材料費
008:貸借対照表の構成要素の説明で正しいものは、次のうちのどれですか。
①貸方に「資産の部」、借方に「負債の部」と「純資産の部」の要素で構成される。
②借方に「資産の部」、貸方に「負債の部」と「純資産の部」の要素で構成される。
③借方に「資産の部」と「負債の部」、貸方に「純資産の部」の要素で構成される。
④借方に「資産の部」と「純資産の部」、貸方に「負債の部」の要素で構成される。
009:貸借対照表の純資産の部の変動状況を表す財務諸表は、次のうちのどれですか。
①損益計算書 ②株主資本等変動計算書
③キャッシュ・フロー計算書 ④グロス・オペレーティング・プロフィット
010:リニューアルなどに関し、修繕費か固定資産の減価償却費かは法人税の納付にも影響
する事柄ですが、このような改築・改装などの費用を予算書に添付する計画書は、次
のうちのどれですか。
①経費支出計画書 ②資本支出計画書 ③損金支出計画書 ④資産化計画書
011:経営分析の指標で、企業の安全性を見る指標ではないものは、次のうちのどれですか。
①金利負担率 ②労働分配率 ③自己資本比率 ④当座比率
012:米国のユニフォーム・システムの非営業部門経費の説明で間違っている説明文は、次
のうちのどれですか。
①総務・経理・人事・警備などは、一般管理部門として人件費などが計上される。
②水道光熱費は、20%を営業部門経費とし80%を非営業部門の経費配分とする。
③販売・広報などは、マーケティング部門として人件費や営業経費が計上される。
④施設管理に関わる費用は、施設部門として人件費を含み経費計上される。
正答はすべて(②) 以上