13年度第2回試験を受験する方への最終支援です
◆2014年3月15日(土)の第2回検定試験日まで、余すところ2週間です。
今まで学習してきた内容がしっかりと身についていることを期待して、今一度のサポート情報です。
【最終確認】項目やテキスト内のゴジックで書かれた用語は、しっかりと記憶する必要があります。
(1)第1章 総論
世界の観光、日本の観光、ホテル業界の概要を知ることはとても大切なことです。
また、発展の基礎となった内容は歴史から学ぶことができます。
一口にホテルと言っても、規模も運営方法も異なりますので、その内容も整理しておきましょう。
観光統計を発表してくれる機関、アジアの中での日本の位置づけ、ホテルの社会的責任、
欧州でのホテル発展、米国でのホテル発展、日本のホテル発展、ホテルを取り巻く法律、
ホテルを取り巻く環境の変化、プロトコール知識 等、確認してください。
英語は、接客で良く使われる表現が中心ですので、文章をそのまま暗記しましょう。
(2)第2章 宿泊
ホテルの中での宿泊部門の位置づけを理解し、それぞれの部署・係(担当者や業務)
や関連性、更に細部に亘った業務とそれに必要な専門用語理解が求められます。
宿泊部門の業務と組織、担当者の業務内容理解(ドアスタッフ、ベルスタッフ、クローク、
ハウスキーパー、オーダーテイカー、ランドリー、電話交換手、予約、受付、会計、コンシェルジュ、アシスタントマネージャー 等)宿泊約款、利用規則、客室タイプ、客室設備・備品、
業務で使われる用語 等、を再度、ご確認ください。
(3)第3章 料飲
ホテルの中でのFB部門の位置づけを理解し、それぞれの店舗、部署、係(担当者や業務)、
食材や飲材の知識、サービス手法、メニュー、備品の知識や歴史と言った幅広い知識が求められます。
(料理は各国の文化のため深い知識が求められます。)
FB、Cuisineの意味、飲食部門の業務と組織、担当者の業務理解(米・仏のスタッフ呼称、
ソムリエ、バーテンダー、等)、サービスの基本姿勢、業務の流れ、サービスの種類、
朝食サービスの知識、食材や飲材の知識、各国の特徴ある料理、什器・備品、
業務で使われる用語 等を再度、ご確認ください。
(4)第4章 宴会
ホテルの中での宴会部門の位置づけを理解し、それぞれの部署・係(担当者や業務)
や関連性、更に細部に亘った業務とそれに必要な専門用語、備品理解が求められます。
宴会部門の業務と組織、担当者の業務内容理解(受付、ブックコントロール、サービス、スチュワード、ブライダルサロン、介添 外注業者=配膳会、プロダクション、衣裳・美粧、写真室、企画会社、映像・音響会社、設営会社、花屋 等)
宴会約款、業務知識(日本文化、祝い事、忌み事)宴会の種類と特徴、ブライダルに関する知識
(結納、挙式、披露宴の流れ 演出 等)、書類の流れ、宴会設備・什器備品、業務で使われる用語 等、を再度、ご確認ください。
(5)第5章 調理
多機能型(飲食店や宴会場を多く持つ)ホテルの調理部門、それぞれの部署・係(担
当者や業務)、調理に必要な食材知識、調理法、備品などの理解が求められます。
調理部門の業務と組織、担当者の業務内容理解(総料理長、副料理長、ソース係、
ガルドマンジェ係、ブッチャー係、ペーストリー係(パティシエ)、ベーカリー係、スチュワード係、パントリー 等)業務知識(主たる料理法、肉の切り方、食材=肉、魚、野菜、果物との知識、ソース、出汁やルーの知識、パン・お菓子の知識、保健の知識、設備の知識、メニューの知識、各国料理、コース料理の内容 等)、
を再度、ご確認ください。
※主たる食材はフランス語・英語で出題されることがあります。
(6)第6章 マーケティング
直接訪問型のセールス以外に、市場調査や分析からの商品化、広告・宣伝活動、顧客管理など
多岐に亘る活動理解とマーケティングツールや用語理解が求められます。
コトラー氏、マクロ・ミクロの調査分析ツール、自社の市場位置、4P理論、
マーケティング用語(PR,パブリシティ、POP,DM、ノベルティ 等)、
インターネット広告、イールドマネジメント、ブランド戦略、GDS などご確認ください。
(7)第7章 総務・人事
会社を運営する上で重要な機能を持つ部署です。
従業員の雇用から管理(教育・研修、人事制度、労災・安全、等)、
企業として存続するための法的業務など、総務の言葉通り、
他部署に属さない業務を全てカバーしていると言っても過言ではありません。
総務業務(文書管理、備品管理、庶務業務 等)、
人事業務(採用、雇用、労災、年金、教育・研修 等)、
最低限の労働基準法の知識などが出題されます。
(8)施設管理
建物から施設・設備まで管理するのがこの部署の役割で、法律との関わりが多い業務に特徴があり、業務と法律の関係は良く出題されます。
環境問題(二酸化炭素排出や汚水、残飯 等)イニシャルコストとランニングコスト、
建物本体と設備(FFE)、防災設備、などの知識も必要です。
(9)仕入・購買
原価(直接的なコスト)がかかる部署のため、経理的な素養も必要な部署です。
食材を見る目、必需品の調達など、日々活動する部署ですので、そういった知識が必要になります。
業務姿勢、仕入区分、償却資産、食材区分、商品の適合条件、ハセップ、消費期限、
在庫管理、リードタイム 等、詳細はともかく概要は理解してください。
(10)経理・会計
経理部門の部署と業務内容、収益分析(歩留り、原価率、回転率、稼働率 等)
財務会計と管理会計の違いなども覚えるようにしてください。
B/S,P/L、消費税の知識も併せて学習してください。
以上