当資料は管理編テキストを自己学習する皆様の応援ツールです
◆第2回は第2章:宿泊部門の業務(P92~P128)を解説します。
(1)第2章の試験問題数及び認定に必要な正答数 (各章20問×10章=200問)
Mレベル | 20問 | 60%以上で2級、80%以上で1級。但し全体で65%以上 |
(2)重要な学習ポイント
宿泊部門の管理項目と業務内容の理解、役職者の主な業務理解など
(3)出題傾向が高い用語
項目 顧客管理、収益管理(予算管理、営業収益管理、営業費用管理、部門利益管
理)、予約管理、労務管理(OJT、5W1H教育、人事考課、信賞必罰)施設
管理、安全管理
用語 アップ・セル、ファーム、プレアサイン、オンハンド、インセンティブ・ツ
アー、パッケージ、フォーキャスト、エージェント・ブロック、インターネ
ット、ツアー・コーディネーター、オーバー・ブッキング、チェック・イン、
スキッパー、VIP,チェック・アウト、バランスデュー、ルーム・チェン
ジ、ウォーク・イン、デポジット、マスター・キー、インスペクション、タ
ーン・ダウン・サービス、ギャランティ、パブリック・スペース、リネン、
ランドリー、セグメント、GDS、クレーム、バリア・フリー、ダブル・ブ
ッキング、インベントリー、損益計算書、CS,ES、レベニュー・マネジ
メン、ゲスト・ミックス、モチベーション、ロゴ、アメニティ、パーストッ
ク、マル暴、リピーター、自衛消防隊、宿泊約款
役職 アシスタント・マネージャー、フロント・マネージャー、コンシェルジュ、
ベル、レベニュー・マネージャー、クローク、ハウスキーパー、
分析 ベンチマーク分析、フェア・マーケット・シェア、アクチュアル・マーケッ
ト・シェア、マーケット・ペネトレーション・インデックス(MPI)、アベ
レージ・レート・インデックス(ARI)、レベニュー・ジェネレーション・
インデックス(RGI)、マーケット・シェア分析、レブパー、SWOT分析、
ジオロジカル・オリジン
(4)チャレンジ問題
問題1:責任者が行う管理業務のうち、主に固定客を増やす戦略に基づいたマネジメント手
法は、次のうちのどれですか。
①収益管理 ●顧客管理 ③安全管理 ④労務管理
問題2:レベニュー・マネージャーが行うイールド・マネジメント業務とは、次のうちのど
れですか。
①客室販売のパッケージ商品を企画し、販売計画を推進する。
②客室稼働率を上げる目的で旅行会社や企業との法人契約を締結する。
●客室の需要予測に基づき販売最適化を目指し客室販売管理を行う。
④客室単価を上げるためフロントの受付係にアップ・セルを指示する。
問題3:中型の都市ホテルの例で、以下にある宿泊部門の経費項目のうち、一般的に経費比
率が最も高いとされるのは、次のうちのどれですか。
①清掃用消耗品費 ●リネン・サプライ費 ③装飾費 ④業務用消耗品費
問題4:世界的なコンシェルジュの組織で、金の鍵と言う意味を持つ組織は、次のうちのど
れですか。
①アイゼルネス・クロイツ ②シュヴァリエ
③スコール・クラブ ●レ・クレドール
問題5:ホテルの自社サイト上に、曜日や日によって予約可能な客室タイプと料金を掲示す
る手法がとられますが、その料金を設定する際の基本となる重要な情報は、次のう
ちのどれですか。
●需要予測 ②ファーム契約率 ③変動費実績 ④外国人比率
問題6:競合ホテルの営業成績と自社とを比較することで自社の状況を推測するもので、販
売戦略などを立てるのに役立つ分析は、次のうちのどれですか。
①パレート分析 ②コンジョイント分析 ③クラスター分析 ●ベンチマーク分析
問題7:Market Penetration Index(MPI)とは、次のうちのどれですか。
●自ホテルの客室数に見合った市場シェアを確保できているかを判断する指標。
②自ホテルの前年客室稼働率を基に対比し分析するもので、成長性を見る指標。
③加盟ホテルの平均稼働率と自ホテルを比較するもので、安定性を見る指標。
④競合ホテル群の中に占める自ホテルの売上高割合を示したもの。
問題8:Average Rate Index(ARI=販売価格指数)分析で、自社の指数が下降している場
合の予想される要因に該当しないのは、次のうちのどれですか。
①競合ホテルの商品レベルの向上 ●自社の商品レベルの向上
③競合ホテルが価格重視戦略へ移行 ④自社が稼働率重視の戦略に移行
問題9:自ホテルの平均客室単価が2万円で稼働率が85.5%であった場合のRevPARは、
次のうちのどれですか。
①2,900円 ②8,550円 ●17,100円 ④22,900円
問題10:2011年の改正で、登録ホテルに対し反社会的勢力の宿泊利用を排除する条項を宿
泊約款に明記するよう指導した監督官庁は、次のうちのどれですか。
①文化庁 ●観光庁 ③消費者庁 ④中小企業庁
問題11:残念ながら一部形骸化しているホテルもありますが、宿泊者の意見や要望、サー
ビス評価を改善につなげる目的で客室内に用意しているアンケートの一般的な呼称
は、次のうちのどれですか。
①コンプリメント・カード ②テント・カード
●ゲストコメント・カード ④グリーン・カード
以上