10月1日(木)、東京都町田市保健所中町庁舎において、町田市の保健衛生事業の一環で開催されております食育ボランティア養成講座の第5回の講座として、主席研究員の菊池かをるが「和食文化と行事食」をテーマに講演を行いました。
講演では、和食は日本人が1000年以上続けてきた食事様式であることや、和食と深い関係を持つ暦と二十四節気、箸の文化、そして、季節的なトピックスとして正月と料理の関係、お節料理の意味などを2時間にわたり図解を入れながら解説しました。
当日は、30名を超える方が参加し熱心にメモを取りながら講演を傾聴され、また、質疑応答もたくさんの方が手を上げられ、食育における「和食」への関心の高さをうかがうことができました。尚、「和食検定」について興味を持たれて質問をされる方もおりました。
【写真上】受講者を前に講演を行う菊池かをる主席研究員
町田市では、町田市食育推進計画に基づき、食を通じた地域交流の推進により、家族や友人と一緒に食卓を囲んで食事をすることの大切さなどの普及啓発を図る目的として、食育ボランティアを募集、養成しており、合計5回の養成講座の最終回の講演を日本ホテル教育センターが受託し、実施させて頂いたものです。
文と写真:一般財団法人日本ホテル教育センター 勇 茂樹