2018年4月26日から5月1日まで、日露における国際理解と双方向交流の発展を目的として「日露経済・観光交流拡大ミッション」が実施され、日本からは二階俊博自由民主党幹事長を団長として、政財界、観光団体、運輸・観光関係、自治体などから幅広い関係者約200名の訪問団を結成し、モスクワとサンクトペテルブルグの二都市を訪問しました。
モスクワ、ペトロフスキー宮殿で開催された歓迎レセプション
この間、27日の「日本・ロシアフォーラム」では、主催者である毎日新聞丸山昌宏社長、ロシア・ガゼタ(ロシア新聞社)ハーベル・ネゴイツア社長の挨拶から始まり、上月豊久 駐ロシア特命全権大使より安倍晋三内閣総理大臣のメッセージが代読され、続いて二階俊博自由民主党幹事長による講演が行われました。
ロシア新聞社
ロシスカヤ・ガゼタ社長
二階俊博幹事長
上月豊久駐ロシア大使
2018年は「ロシアにおける日本年、日本におけるロシア年」であり、両国の相互交流の機運が高まっており、観光分野では、昨年2月16日、在ロシア日本国大使館の協力のもと、15番目の海外事務所となる日本政府観光局(JNTO)モスクワ事務所を開設しました。2017年日本からの訪露客が10万人であるのに対し、訪日ロシア人は5.5万人と約半数にとどまっており、2019年の相互交流人口25万人の達成に向けて、観光交流における連携を強化していく過程にあり、また2018FIFAサッカー・ワールドカップロシア大会が開催予定など、更なる交流拡大が期待されています。
なお、当財団からは石塚勉理事長、黒沢由美子理事長補佐、片岡衛参事の3名がこのミッションに参加しました。