日本旅館国際女将会3月定例会・勉強会が3月18日、庭のホテル(千代田区)で開催され会員及び関係者24名が参加しました。定例会後の勉強会では、同ホテル 代表取締役社長 木下 彩 氏が 「新たなホテル業態の模索~小さなホテルだからできる事~」 と題して講演を行いました。
庭のホテル代表取締役社長 木下 彩 氏 |
木下氏は父親から引き継いだビジネスホテル「東京グリーンホテル」を独自のコンセプト(モダン和風、上質な日常、江戸の粋、普段使いのホテル、都会のオアシス)で『庭のホテル』として作り上げた歴史を紹介。
和と洋の融合したホテルは、インターネットの普及、口コミで現在の宿泊客の70%以上は外国人客との事。大資本のホテルに太刀打ちするためにも「個性」を打ちだし、東京オリンピック後も世界中の方々から愛され続けるホテルでありたいと、意気込みを語りました。
女性経営者である女将達は、「女性的な感性で旅館にも共通する事も多く、とても参考になった。」と感想を述べていました。
料理勉強会 料理長の料理解説 |
文と写真: 一般財団法人日本ホテル教育センター 日本旅館国際女将会 事務局 黒沢由美子