受験予定者各位
ベーシック1級とベーシック2級の出題範囲で、基礎編テキストの第1章~第5章までは同一範囲であることから、出題数の違いは分かるとして、出題内容がどう違うのかの質問が寄せられていますので、過去の試験問題を参考に以下によりご案内します。
●第1章(2級:50問 1級:40問)
出題される項目には大きな違いはありませんが、2級が包括的な捉え方に対し1級の方が部分的な内容の質問が増える傾向にあります。(数値や年代、カタカナ記載に加えアルファベットでの記載などが1級に多く見られます。)英語については問題数が異なるだけで内容に大きな違いはありません。)
●第2章(2級:45問 1級:40問)
基本的な部署業務や役割業務、商品知識などに違いはありませんが、1級の出題はフロントオフィス業務(約款の業務知識を含む)が中心で出題されています。2級はユニフォームサービスやハウスキーピングなどが中心になりますので、当然、それにそった用語が出題されます。難易度的には、やや1級の方が難しく感じられる内容です。
●第3章(2級:40問 1級:25問)
第2章同様部署業務や役割業務、商品知識には違いがありません。1級はフランス語でのサービス用語(例:トランシュ、デクパージュ、デキャンタージュ、フランバージュなど)の出題や設備、什器備品などは単なる名称だけでなく素材などについても問われることがあります。(例:18-8ステンレス) 難易度的には、やや1級が難しく感じられる内容です。
●第4章(2級:40問 1級:25問)
基本の出題は上記章と変わりありません。この章は出題の難易度と言うより出題数が大きく異なる点が違いとお考えください。
●第5章(2級:25問 1級:15問)
第4章の宴会とまったく同じ考え方で、出題の難易度に大きな違いはありません。フランス料理だけにかぎらず、和食、中華、各国料理の特徴など、1・2級に関係なく出題されます。
以上 ご参考まで
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