和食検定を主催する、一般財団法人日本ホテル教育センターは、このほど、和食文化の正しい知識を広めるための教育指導、和食サービスに関する実務指導者の育成に向け、「和食インストラクター養成講座」と「和室の振舞講座」を東京で実施いたします。
8月5日、6日の両日に亘り、第1回目の和食インストラクター養成講座第1部が、専門学校日本ホテルスクール内研修室で開催され、5名の方々がインストラクターを目指して研修を受けられました。
5日は開催にあたり主催者である一般財団法人日本ホテル教育センター理事長石塚勉より、開催に至る流れや主旨、また参加者への期待などが述べられました。
第1部はこの2日間、株式会社タクト&アクト代表取締役青木テル先生をお迎えし、インストラクターに期待される役割、早期育成・指導の原則、インストラクターに求められる研修技法、敬語や傾聴のスキル、レッスンプランの作り方などを実習を交えながら学びました。
第1部の研修の締めでは参加者から、2日間の感想と今後の目標についての発表がありました。
・研修の実施においての構成や事務局、プランニングの大変さを知った。落ち着いて話が出来るようになるために更に勉強して自信を持てるようにしたい。
・笑顔の魔法と自分の滑舌の悪さを実感した。自分が目指そうとしていることの大切さを感じて刺激になると共に、向上心や意欲がわいた。自分が及ぼす回りへの影響という点で、憧れを持ってもらえる先輩になりたい。
・わくわくドキドキの2日間だった。知らなかったことや新しいことに対して、テーマや目標をいくつも持って活動したい。
・長年和食に携わってきてどこに向かっていくのか悩んでいた。先生や同じ仕事の仲間と出会えたことが一番良かった。先ずは和食検定基本レベルと実務レベルの1級認定を目指したい。
・和食検定は皆の手本となるために勉強をスタートしたが、今回受講してより大きく興味がわいた。もっと学習を深めて行きたい。プチ刺激どころか大きな刺激になった。明日からもっと頑張りたい。より多くの人に和食検定を受検してもらい楽しさを知ってもらえるようにしたい。
8月27日(火)には、和食インストラクター養成講座第2部として、和室での振舞い講座を開催します。
◆ 和食検定ホームページ
http://www.washokukentei.jp/
「ユネスコ」へ登録申請している、「日本食文化」。
一般財団法人日本ホテル教育センターは、、「和食;日本人の伝統的な食文化」を世界無形遺産であると考え、その保全、次世代への継承のための取り組 みに賛同し、和食検定を通じて日本食文化を保全、継承するための保護措置に取り組んでいます。また「日本食文化のユネスコ無形文化遺産化推進協議会」に参 加登録し、和食の無形文化遺産登録を応援しています。
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